日中国交正常化50周年記念シンポジウムを開催します
日時: 2022年9月13日(火)13:30~16:15
場所: アルカディア市ヶ谷(私学会館)6階「阿蘇」
テーマ: 『日中関係の回顧と未来』
趣旨:
本年は日中国交正常化50周年の記念すべき年に当たっております。この50年、日中両国はともに大きな変化の波に直面しました。日本にあっては高度経済成長が終焉し、その後の30年間、経済低迷が続く最中の2011年に未曾有の東日本大震災を経験しました。中国にあっては、文化大革命の混乱を経て、改革開放政策へと大きく舵を切り、2010年にはGDPで日本を追い抜きました。その後も破竹の高度成長は続いており、今やアメリカと覇権を争うまでに膨張しています。
両国関係も経済文化交流を軸とする緊密な時代から、近年、尖閣諸島等東シナ海の海域において緊張状態が生じているのに加え、コロナ禍で人の往来が制限されていることなどから、双方の相手に対する親近感が薄らいできています。更に、本年2月以降のウクライナ戦争に象徴される自由主義と権威主義の国際対立が顕在化した結果、アジアにおいても台湾をめぐる危機が抗しがたい局面に入ろうとしています。
こうした事態を背景に日中国交正常化50周年を迎えたことを奇貨として、日中両国は将来に向けて何を基軸に関係を維持、発展させていくべきか真剣に論議すべき時が来ていると考えます。この半世紀の回顧を踏まえ、両国の未来について、政治、経済、歴史、社会分野の気鋭の専門家にご参集いただき、記念シンポジウムを開催致します。
パネリスト: 加茂具樹先生 慶応義塾大学総合政策学部部長・教授
柯隆先生 東京財団政策研究所主席研究員
劉傑先生 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授
阿古智子先生 東京大学大学院総合文化研究科教授
モデレーター: 服部健治 日中協会副会長、中央大学ビジネススクール名誉フェロー
〔総 括〕 野田 毅 (一社)日中協会会長 前衆議院議員
参加ご希望の方は、ご芳名、貴社(貴団体)、お役職、ご連絡先をご記入の上、
9月7日(水)必着にてご連絡下さい。
メール ichihara@jcs.or.jp (市原)
TEL:03-6661-2001 FAX:03-6661-2002